モラハラ心理@何でも『人のせい』

パートナーの人間性に違和感があるならば、私の話を聞いて下さい。

もしかしたら、その理由がわかるかもしれません。

”人に責任をなすりつける”なんてこと、大人になってもするものでしょうか?

目次

パートナーのモラハラ要素を確認

生きていれば色んな出来事に遭遇します。

上手くいかないことや理不尽な経験、乗り越えねばならない大きな壁にぶち当たる時もあります。

その様々な経験のクリアによって、次第に責任感も芽生え、自己解決能力も発達していくのが人としての成長ですね。

子供のころには頻繁に、口にしていたであろう『○○のせい』という言葉などは、いつしか使わなくなりますし、ましてや、『人のせい』なんてことを言ってしまっては、何事も解決しないどころか前進することもないのだとの学びも自然と身につきます。

ですが…時折、『お前のせい』『お前が悪い』などというフレーズを、パートナーへ向けて当然のように投げかける人がいるものです。

事あるごとにパートナーに責任を押し付けては満足をする

驚きですが、そんな人間がいます。

万が一、あなたのパートナーにそのような要素が見られるのならば要注意。

モラルハラスメントにあっているとの認識が必要かもしれません。

モラハラ気質の心理は親に駄々をこねる幼児

モラハラ気質の人は、なぜ息を吸うように、他者へ責任をなすりつけるのでしょうか?

その理由を考え紐解くと、以下のようなものが推測されます。

成長過程で植え付けられた歪んだ教育との因果関係

非常識な感覚を学んだ歪みがあるとの説に辿り着いてしまいます。

多くは親からそれを受け継いでいますが、けっして親から愛されなかったわけではないようです。

親自身も悲しいことに、歪みと共に生きてきた人という悲しい連鎖などがあるのですが、それを語りだすととても奥深くなってしまいますのでここでは割愛します。

それについては、別記事でテーマにあげていますので宜しければ訪問して下さい。

 

親から愛されていないわけではなく、愛されてはいたのですが、それが歪んだ愛情であるために浮世離れした家族の形をデフォルトとして大人になったわけです。

そんな人達に多く見られるのは、以下のような習性です。

親から与えられる”無償の愛”をパートナーからも貰えると信じている。

親からの愛情、一方通行でも許される愛情をパートナーへ求める人が多く見られます。

母性や父性が不足しているのが原因だとも囁かれているのですが、まさにその穴埋めをパートナーへ要求しているように見えるのが、彼らの共通点のようです。

繰り返しになりますが、決して親から”愛されていなかった”とは限りません。

愛情過多、過少は、受け手側(子供側)の感覚にもよりますから、人一倍の甘えん坊とも考えられます。

そして残念なことに、彼らはそれが”浮世離れしている”のだ、との考えに到達することは、ほぼありませんし、既に完成してしまったパートナーとあなたの歪な関係性が改善することもないと思います。

なぜならパートナーを母親(父親)認定することが彼らにとっての相互関係なので、『自分も家族を守らなければ、支えなければ、幸せにしなければ…』等の一般的な発想へは一生辿り着かないと思われます。

不思議なのが、それらを口にすることは出来るのです。

幸せにする、一生大事にする、守るから…etc.言葉として扱うことは出来るけれども、それが何であるかの把握が出来ていません。

一般的に見たら歪んでいようが、彼らにとっては正常に成立している家族の形なのでしょう。

何よりも恐怖なのが、コチラを母親(父親)と認定しているのですから、完全に反抗期の子供になってしまいます。

常にプンプンと機嫌が悪い理由は、あなたが”お母さんだから”なのです。

お母さんがお母さんが!と母親のせいにして駄々をこねる幼子だと考えれば腑に落ちるでしょう。

ですが、あなたからすれば意味がわかりませんね。

なぜパートナーとして見てもらえないのか?と理解に苦しみます。

それが逆に彼らからすると、あなたの考えこそが意味がわかりません。

”それは普通では無いよ”と、モラハラパートナーに指摘したところで無駄。

”自分を認めてくれないのか”という感情が怒りに変わり、あなたを執拗に攻撃してくるでしょう。

彼らがよく使う『お前の方がおかしい』というフレーズはそのような法則から発せられるものです。

モラハラから抜け出す対処法

では、歪んだ意識を持つがために会話が成り立たないモラハラパートナーをどのように扱えばよいのでしょうか?

結論から申し上げますと、そのままの生活を続けていてもあなたの人生を無駄にすることになるでしょう。

もう少し頑張ればパートナーは変わってくれるかも?という考えが念頭にあるならば、それはまさに洗脳の中にいます。

私からアドバイスを差し上げるならば、この先モラルハラスメントが治ることは、絶対にあり得ないと考えることが幸せへの第一歩。

モラルハラスメント定義には幾つかのパターンがありますが、発動するにあたっての根本の理由は、認知の歪み、または人格の病などが考えられるからです。

それらを治すことは専門家のお仕事です。

あなたがするべきことではありませんし、そんなことよりも人生の軌道修正をお勧めしたいです。

いわゆる対処法と言えば逃げるしかないでしょう。

こちらが改善を促そうとすればするほど、自分を否定されたとしか相手は思わないのですから。

彼らは、あなたを打ち落とすまで、自分の納得のいく着地をするまで、執拗な攻撃を止めることもないでしょう。

それも人格の病を患う者によく見られる習性なのです。

そのような相手へ対して、一矢報いるなどの発想は、どうかおやめください。時間の無駄です。

何よりもお勧めしたいのは、逃げるが勝ち、負けて勝つ、こと。

それが勝利への道です。

また、お子様がいらっしゃるならば親御様の心の健康は必要不可欠なもの。

モラハラの現場を目の当たりにして成長することは、子供の成長過程での間違った教育を更に植え込むことになります。

モラハラは連鎖することを知って下さい。

人格の病の難しさを知り、あなたの幸せ、そしてお子様の生きやすい道筋をつくる意識を持って欲しいです。

あなたを攻撃してくる人間との縁を断ち切ることが今やるべきことですね。

モラハラ解説

ハラスメントに悩んできた者からの伝言

ここでの共有記事は、密室でのハラスメントについての経験談を綴っています。

自分の経験と似ているかもしれないと感じることにより、勇気を蓄えて頂けましたら幸いです。共感と気づきは、前へ進むための活力に結びつきます。

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