モラハラか否かを知りたいのならば耳を傾けて下さい。
パートナーと口喧嘩をした場合のおはなし
パートナーのモラハラ要素を確認
口喧嘩などは珍しいものではありません。
まったく別の人間同士、意見が食い違うのも当然でしょう。
お互いを尊重しながらの意見交換を繰り返し、真の絆を構築するものです。
時には、意見がまとまらずに冷戦状態なんてことも、全然あり得るわけですが、それでもお互いの折り合い所を見つけつつ、思いやりを持ちつつ、最善の解決策を探すための努力を心がけるのは、ごく自然なこと。
お互いの尊重
これが出来ている関係性はかなり尊いことを知って下さい!!
特にパートナー間には必要不可欠な思いやりですよね。
意思疎通を図るためのキャッチボールの努力がなければ、崩壊の一途をたどります。
しかし、”相手を尊重”どころか…
”自分を尊重しろ”、”自分だけを尊重!”
という俺様(女王様)主義な人が存在します。
そのジャイアニズム思想を振りかざすことにより、怒鳴る、罵る、否定するの3拍子が飛び出すわけですが、それらが一般的にモラハラあるあるとして挙げられることが多いわけです。
それらに加えて、ソッポを向きプンプンと怒って黙りこんでしまい、そのまま何日も無視をし続けることも珍しくありません。
たとえばこちら側に、そうされても仕方がない程の理由がある、というならば話は別ですが。それは完全に嫌われているということかもしれませんね。
少し、話し合いについて考えてみましょう。
モラハラ特性には話し合いの概念がない
モラハラ特性により、正常なコミュニケーションを図れない人の話し合いとは、何を指すのかを挙げると次のような概念が強いようです。
自分の言うことを聞いてくれること一択
ということは、そもそも相手の声に耳を傾ける意識など持ち合わせてはいません。
世間一般で扱われる”話し合い”は、彼らにとっては高度なコミュニケーションになるのですね。
ところが、不思議な現象も見られます。
他者とは普通にコミュニケーションが図れる
モラハラ特性所持者は、ターゲットと定めた者の全てを支配することを望んでいるので、特に興味のない他の者とは問題なく”普通の交流”を図ることができます。
すなわちモラルハラスメントとは、密室で起きているのが通常ということになります。
モラハラ特性の最も怖い部分
モラハラ特性の病的な部分は、被害者しか知り得ないという構図は非常に厄介です。
ターゲット以外の者とは器用にコミュニケーションを図れるということは、すなわち誰にも異常性を感じさせていないということ。
たとえ被害者が密室での出来事を他者に打ち明けたとて、なんの旋風も起こせないでしょう。
いわゆる、モラハラ被害を主張しても誰も信じてくれない、まともに取り合ってくれないというあるあるストーリーに辿り着く仕組み。
モラハラ特性は、ターゲット以外の第三者には善人の顔を見せながら生活できてしまうのです。
それどころか”自分が被害者”だという設定も創り上げますよ。
そういう天才なのですからお手上げ。
また、被害者設定を創作するだけでなく、更にはその世界観こそが事実なのだとリアルに思い込む癖もあります。
信じられないその現象は、投影同一視という名のある病でありまして、これら人格の病が関ってくると素人には打つ手がありません。
愛するパートナーにこのような症状がみられる場合、どうにか自分の力で修復しようと努力されるかもしれませんが、無謀な試みとなるでしょう。
あなたから紡ぎだされる悲痛の叫びを、正しく理解することが出来る相手ではありません。
彼らの異常性を指摘したところで、攻撃としか受け止めません。
自分を批判するもの、拒絶するものは、全て『相手がおかしい』と判断してしまいます。
更には、罵り、暴言、無視、というモラハラ行為に拍車がかかるでしょう。
もう専門家のお仕事になります。
話題に出た、投影同一視という病は、加害者が被害者にすり替わる現象のことを言いますが、分かりやすく解説をされている葛藤ナマモノさんの記事をぜひ読んでください。
この現象に名前があったんだ!との衝撃を受ける事でしょう。
モラハラ被害者は「投影同一視」を知っておいた方がいい!~葛藤ナマモノ
モラハラから抜け出す対処法
自分はモラハラ被害にあっているかもしれないと思うならば、あなたがパートナーとまともな生活を築くことはありませんね。
もしお子様がいらっしゃるならば、出来るだけ早急に解決案を出しましょう。
モラルハラスメントであるならば、治ることは絶対にありえないと考える方が無難。
対処法は、出来る限り関わらずに縁を切ることが最善。
これ以上の関りは危険なので、無視が得意な相手ならば、逆にこちらが無視をしましょう。
それにより、更に被害者ぶりますが、もう仕方ないので勝手にやらせておきましょうね。
モラハラの罠には、これ以上ハマらないでください。
会話を試みると、怒り狂い、怒鳴って罵って傷つけてくるのですから。
無視をするしか日常生活を送っていられません。
あまり関っていると、こちらがモラハラ加害者に仕立て上げられてしまいますので、早期に決別を考えるべき。
もし離れてなんて生きてはいけないと、あなたが考えているならば、それを洗脳といいます。
洗脳を解くために、他者のモラハラ被害をまずは知って下さい。
そして、あなたの苦しみを他者に共感して貰って下さい。
それが立ち上がる為の大きな活力となるでしょう。
私共が開放する、自助会を上手く活用していただければ幸いです。