モラハラ心理@被害者意識が異様に強い

パートナーとの噛み合わないコミュニケーションのカラクリを知りたいならば、私の話に耳を傾けて下さい。

目次

パートナーのモラハラ要素を確認

愛し合うカップルは運命共同体ですから、全てにおいて対等であるべき。

片方だけが上から目線で偉ぶるなんてことはありえない。

だから一般的には、相手を思いやりながら健全な関係を築いていくものだと思うのですが、時には不思議な被害妄想にとらわれる人もいます。

そんな相手と共存していると、こちらが悪者扱いされてモヤモヤする羽目になったりするものです。

例えば…

・あなたのことが怖くて自分は怯えているんだというポジションに立とうとする。

・いつも怒っている人というポジションに、あなたを立たせようとする。

・あなたに支配されている主従関係が二人の日常だという設定にしたがる。

あなたには全く身に覚えのないことだらけで、なぜそんな扱いを受けなければならないんだろう?との疑問でいっぱい。

もし日常に当てはまるならば聞いてくだい。

モラルハラスメントを知っていますか?

モラハラ特性のパートナーにプロデュースされる

パートナーは、何故か偽りの自分を演出する。

しかも、あなたの株がどんどん下がっていくような設定をあえて組み込む。

それを材料に、相手は交友関係を盛り上げていく。

こちらからするとワケがわかりませんが、実はモラハラ被害パターンによく見受けられることであります。

の謎を紐解いていきましょう。

まずは、あなたの立場は次のようになってしまいます。

パートナーにプロデュースされてしまった私の人物像が、周囲の評価になってしまった。

このパターンで苦しむ人は、意外に多いです。

自分可哀想アピール、パートナーを意図的に貶める

そういった不思議な人が、リアルに実在するのですが、不思議の極めつけは、あなたと二人の時は何かと上から目線でモノを言ってくるし、どちらかというと攻撃的ではないですか?

にも関わらず、第三者が絡むと豹変する。

「自分はいつも強気に出ると怒られてしまう」などの偽りの日常を演じるし、もう、訳がわかりません。

そんな異常ともいえる被害妄想に振り回されたあなたは、本来あるべき自分の姿を見失ってしまうわけです。

また、人生を共にしようと決意した頃の安定した二人の関係も見当たりません。

モラハラ特性と病

自分は可哀想、自分はこんなに頑張っている、家庭では下僕のように扱われている、などの自作ストーリーを周囲へのアピール材料にするモラハラパートナー。

要するに、”嘘つき”にも該当するわけですが、彼らからすると嘘をついている自覚もありません。

これらは突き詰めると非常に奥深い話になってしまいますが、様々な人格の病が潜んでいると考えるのが自然なようです。

モラハラ特性が強い場合、自己愛性パーソナリティ障害を煩っているのではないかと囁かれていることが多いのですが、その性質はパターン化しているモラハラ行動に当てはまります。

パートナーの自己愛診断を試してみても良いかもしれません。

なにかの目安になるかもしれません。

パートナーの自己愛診断

モラハラ特性が好む自己プロデュース

被害妄想が強いモラハラタイプは、そんなことをしても”どうせ”怒られる。そんな提案をしても”どうせ”怒られるのような言葉を巧みに扱い被害者アピールを行います。

そのような設定が、なによりも大好物だからです。

いつも自分は怒られている、肩身の狭い想いをしている、立場が弱い、何もさせて貰えない、何も決めさせて貰えないetc.

『どうせ』『どうせ』『どうせ』そんなニュアンスの言葉を連発し、可哀想な人物像を演じることに徹底します。

その口癖と被害妄想を武器に、家のことや子供の世話などの一切を関わらろうともせず、全てパートナーに押し付けてくる怠け者タイプも、多く見られるかもしれません。

何も協力してくれないことを指摘されたとしても、被害妄想の塊でぶつかってくるのも特徴的。

どうせ文句言われる。

どうせ怒るくせに。

どうせ どうせ どうせ、そんなネガティブ表現のエンドレスになるわけです。

怒るから、文句いうから、○○だから、だから自分は何もしない、もしくは出来ないんだ、そっちのせいで…

自分が無能であることを相手の責任ということにすれば、問題の真相をすり替えることが出来るからです。

そういったモラハラ技術が存在するわけです。

そんな状況を他者に触れ回り、承認欲求を満たせば、彼らにとっては大好物な設定の出来上がり。

モラルハラスメントの典型的なパターンです。

モラハラから抜け出す対処法

一つ質問ですが…あなたは今までにパートナーを否定したり、罵ったりして相手が怯えるようなことをしたのでしょうか?

そういえば、元々は自分がそうだったのかも……なんて覚えがあるならば、それはあなたがモラハラ特性を持っているのではないかと指摘しなければなりません。

しかし、とうぜん身に覚えがないというならば、モラハラ特性は、相手にあるのかもしれません。

何故あなたは、恐くて?ワガママで?気性が激しくて?意地悪な人?なんて世間から勘違いされ孤立してしまっているのか?

残念ながら、自分はそんな人間ではないと反論をしたとて無意味でしょう。

事実無根であるとは誰も信じてはくれない、理解しようともしてくれない、そんな現実が待っています…おそらく。

パートナーが創り上げた世界感が、リアルに他者の認識となってしまった場所で、人生が続いていくだなんて恐怖です。

囚われているモラハラの洗脳を解かなければ、そのループは無限に続くでしょう。

 

モラルハラスメントの要素となる人格の不具合は、治らないと考えておくのが無難です。

また、彼らに改善をお願いすることも無謀なこと。

その向き合いは専門家のお仕事です。

あなたがすべきことではありません。

彼らの、パートナーが自分にひれ伏すまで叩き潰すという本能的な信念はすさまじく、しかも本人は無自覚、それが人格の病の特性なんだと思います。

対処法は?と良く聞かれますが、出来る限り関わらない、逃げる、それしかありません。

彼らにとって最も恐れていることは、忘れられることです。

ターゲットの記憶から、自分が消し去られることを何よりも恐れていますので、こちらが反応すればする程、彼らは喜びますので要注意。

あなたの悲痛の叫びは彼らに活力を与えるだけ。

関るのは時間の無駄なので、本当にやめておきましょう。

あなたが彼らの承認欲求を満たす為のアイテムとして利用される必要はもうないのです。

あなたが去っても、彼らはまた別のターゲットを上手く見つけるでしょう。

それもモラハラ特性に多く見られる人生パターンでもあります。

他者にいい顔をして取り入るのが本当に得意なのは、あなたもご承知の上でしょう。

あなたの幸せの為にも自立の道を模索したいですね。

モラハラ解説

ハラスメントに悩んできた者からの伝言

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