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パートナーのモラハラ要素を確認
家庭内という密室で、パートナーからの暴言や人格否定に悩んでいる方に質問。
二人でいる時は支配系パートナーにも関わらず、なぜか人前ではにこやかで穏やかな人格である。
パートナーにそんな異変が見られるならば、あなたはモラルハラスメントを受けているかもしれません。
モラハラ加害者へ豹変するきっかけ
幸せになるつもりでスタートした新生活。
お付き合いをして、この人で間違いないと確信し、あなたは人生を共に歩むことを決意したはずです。
どこで間違ってしまったのか…気が付けばパートナーに支配される毎日。
しかも二人でいる時と、第三者と交流している時、なぜ人格が変わってしまうのか?
この不安定な情緒の正体を紐解きます。
以下に該当する事柄はありますか?
・出会った頃や入籍前のパートナーはとても穏やかで優しく、不審点などはなかった。
・同棲や婚姻、出産、マイホーム購入などがきっかけに、豹変、攻撃的になった。
・今でも第三者が介入すると、以前の穏やかな人格に戻る。
モラハラを受けている渦中ならば、おそらく身に覚えがあるでしょう。
何故こんな現象が起きるのでしょうか?
最初は訳が分からず戸惑ってしまうのですが、これらはモラハラの中でも定番中の定番。
パターン化しているモラハラ特性は、自分のモノになったとの確信と同時に、顔を覗かすのです。
それまでは隠されていたものなので、ここまで何の変哲もなく愛を育んでくることが出来たのも当然の流れですから。
モラハラ怒りの原因
二人の空間では、怒りをあらわにするパートナーは、いったい何をそんなに怒っているのかが気になります。
人格の病が絡むと考えられるモラハラ特性、その定義は一つではなく何通りもあるのですが、モラハラ被害にあっている人の多くが、自分は母親認定をされていると感じており、母性や父性の穴埋めをしているのではないかと考えられます。
ネグレクトや虐待があったと言いたいわけではありません。
育った環境や親は、それぞれでありますし、受け手側の子供にも個性があります。
愛情の不足や過多には個人差もあり、人一倍甘えん坊で、欲しかった分だけの母性が満タンにならないまま成長してしまった虚無感に囚われている人なのかもしれません。
あなたは、母の如く無償の愛を与える存在でいなければならないのかもしれません。
それが、彼らの思う家族のカタチ、パートナーとの関係性の正解なのでしょう。
しかし、実際問題あなたは親ではありませんね。
とうぜんパートナーにそのようなものを求められても困惑します。
だいたい意味もわからないので、不信感を見せるようになるのが自然。
ここがポイントで、あなたの笑顔が消えることは、彼らにとって”拒絶”になるわけです。しかも親からの突き放しとなるわけですから、激しい不具合を起こします。
絶望からの大きな怒りを発動することになります。
一般的には、全てがありえないし意味がわからない世界感ですけれど、彼らにとっての当たり前。
何が悪いのかもわからない。
自分を拒絶した、あなたの方がおかしいとの概念しか生まれませんので、『お前の頭がおかしいから』という、モラハラ特性のお決まりの名台詞が飛び出す仕組みです。
モラハラから抜け出す対処法
不安定な関係性を続けていても、あなたは幸せにはなれないでしょう。
第三者が介入すると、異常な人格を隠せてしまうのですからお手上げですね。
天才的な人格の使い分けは、あなたが日々の被害を他者に訴えたところで信じて貰えない大きな要因となります。
彼らの外モードの人格には、あなたも騙されたわけですから、よくおわかりだと思います。
真実を訴えれば訴えるほど、あなたが厄介な人間と位置づけられることも大いに考えられます。
残念ながら、人格の不具合は、改善を求めたところで治るものでもありません。
向き合いは、専門家のお仕事になります。
あなたが正しい道筋を促したところで、相手は怒り狂うだけでしょう。
対処法は?と良く聞かれますが、逃げるのみとしか言えません。
泣き寝入りとなったとしても、逃げるのが一番いいと思います。
彼らと戦おうものなら全力であなたを攻撃してきます。
また、彼らは負け方を知りませんし、謝罪や反省も出来ません。
自分の非を認めることは彼らにとっては『死』も同然、無様な自分をさらけ出してでもあなたを叩きのめす事に命を懸けるでしょう。
それもモラハラ特性に共通する生態の一つでもあります。
彼らとの縁切りの瞬間の勝ち負けなんて、どうでも良いではありませんか。
遥か高い位置から見下ろしてやる意識こそが勝利!
あなた一人でも大事なモノを守って生きていけます。
一人で生きていく勇気がないと、身動きが取れないならば、まさに洗脳の中にいると思います。
お子様がいらっしゃるならば、親の心の健康が何よりも必須でありますし、モラハラの連鎖も懸念して欲しいです。
歪んだ親を見て育つことは、子供たちの教育に歪みを与えますし、歪みの連鎖により、子供達が被害者や加害者になる可能性も恐れましょう。