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愛するパートナーとは、常に喜びを分かち合っていたいと、誰もが求めていることでしょう。
パートナーのモラハラ要素を確認
人生の節目が訪れました。
たとえば仕事での昇進、問題解決、ダイエットに成功、抽選での豪華賞品のゲット…etc.
様々な喜びに遭遇し、まずは友人や家族に報告をしたいとの欲求が出てくるわけですが、パートナーとの喜びの共有も自然の流れでしょう。
イメージとしては、とうぜん喜びを共に分かち合ってくれるものだと、こちらは期待しているわけですが、受け手側のパートナーが何故か一緒に喜んでくれないということがあります。
それどころか、マイナス要素満載のコメントを投げかけられるなんてことも…
嬉しいことがあった…ただそれを報告しているだけなのに。
何故か、あなたは心に深い傷を負うことになります。
そして消えないモヤモヤ感は何なのでしょう?
そのわだかまりの正体を教えて差し上げます。
モラルハラスメントを知っていますか?
モラハラ特性の常識は相手を格下に置くこと
あなたは楽しい日常をパートナーと共に送りたいだけ。
なのに、あなたの心が置き去りにされてしまうのは悲しですね。
その理由を知ると少し楽になるかもしれませんので、モラハラメカニズムを共有してみましょう。
モラハラ特性の人は、パートナーを自分よりも格下に位置付けることで日頃から心のバランスを保っているので、自分を差し置いてイキイキしている相手を許せない心理が働きます。
とにかく自分よりも幸せそうなあなたが許せません。
常に輝いているのは自分であるはず、それも、あなたにそのスポットを当て続けてもらうことを求めています。
彼らにとっては、自分は光、あなたは影、それが美しい愛のカタチなのでしょう。
そのようなスタンスを保っていなければならない彼らには、以下のような特徴も伺えます。
強いコンプレックスを持つ反面、プライドが高い。
自分よりも成長していくあなたを絶対に認めることはしませんし、見たくもないのです。
そんな一面が、あなたに垣間見えただけでも腹立たしく感じる仕組み。
そして彼らが何よりも恐れているのは、自分が追い抜かれること。
まさか自分が一歩引けを取っている、と感じた瞬間に生じる不具合が、怒鳴る、罵る、無視、などのモラハラあるあるとなり炸裂するのです。
こちらが喜びの共有を求めると、物凄い勢いでの攻撃にあったという体験談は珍しくはありません。
モラハラから抜け出す対処法
モラハラは、人格の病から発動することが多いと囁かれていますが、その特性を持つ人に関わるということは、本当に厄介なことです。
前の章であげたものを簡潔にモラハラ定義としてまとめると、以下のようになります。
・自分が主役の話題でなければ許せない。
・自分の方が格上であるという証明を常に必要としている。
そして、何よりも衝撃的なのは、相手を傷つけるためだけに言葉を発するという点です。
このような歪みは、教育の歪みと言えるのでしょう。
成長過程で植え込まれたものとなれば、完全なるモンスターとなります。
育った環境というものは、あながち馬鹿にできないもので、彼らと会話が嚙み合わないと思うのであれば、きっとこの先も関係修復は望めないと考えた方が良さそうです。
もしあなたが、「自分の向き合い方に問題がある」と悩んでいるのであれば、それは考えないようにして!と断言させて下さい。
そもそも、自分の非を考え追求する能力がある人は、極めてまともであることに気がついてください。
逆に、強いモラハラ特性を有する者は、そのようなステージに辿り着くことは皆無でしょう。
よく聞いて欲しいのですが、人格の不具合から発動しているモラハラ特性は、いわゆる”病”のものである為、相手が誰であろうと彼らは今のままだと思われます。
世の中には、人格の病を改善しようと、つらい治療に専念されている方もいらっしゃいますが、その向き合いは、専門家のお仕事になります。
あなたに責任を負う義務はありませんが、何とかしてあげなければと考えてしまうのも、モラハラ要素を持つ者に捕まってしまう要因なのかもしれません。
モラハラの対処法といえば、関わらないこと、逃げること、が一番しっくりいきます。
しかし、『陰』である、あなたに拒絶をされることなどは、『光』である彼らにとっては、由々しき事態であり、何が何でもしがみついて来るでしょう。
まともな会話も成立しない相手と離れるのは至難の業になりますが、こちらも戦闘態勢になっては時間の無駄。
何が何でも逃げることに専念して欲しいのです。
正面から戦うと、彼らは相手が”自分にひれ伏した”と確認できるまで攻撃をしてきますので、こちらの戦い方は、負けて勝つこと。それこそが勝利だと思います。
モラルハラスメントは絶対に治らないと考えるのが無難です。
あなたの人生の貴重な時間を守りましょう。