モラハラ心理@カップル時代⇒夫婦 パートナーの態度は同じ?

 

モラハラかもしれない?と思うことは、変化が必要な時かもしれません。

たとえばここでは婚姻をしたカップルについてのお話

目次

パートナーのモラハラ要素を確認

最初に聞いておきたいことがあります。

質問の内容が、あなたの日常に当てはまるのならば、あなたのパートナーにモラハラ要素は充分にあると言えるでしょう。

まず…パートナーは、お付き合いをしている頃は、あなたに対して優しく接してくれており、特に不審な点は見当たらなかったのではないでしょうか?

それなのに…入籍、出産、マイホーム購入などの、何か大きな転機をきっかけに、あなたを怒鳴ったり罵ったりするような奇行を見せるようになったのではないですか?

 

この世には独占欲の強い人間がいます。

そのような習性は、関りの浅い時点では見つけることが難しく、『自分のモノになった』という確信と共に顔を覗かせるのです。

モラハラ定義には何通りかのパターンがありますが、このようなジャイアニズムがモラハラ特性のベースとなっています。

ジャイアニズムとは…強者は弱者より無条件で優れている。自己中心的な思想。独裁的、強欲を表現するときに用いられるドラえもんの登場人物ジャイアンから生まれた用語。モラハラ特性を表現するのにピッタリな言葉。

モラハラ特性の心理状態

一例ではありますが、一般的なモラハラ特性あるある心理パターンを共有します。

◆自分の意見、ワガママを、パートナーならば全て聞き入れてくれるのは当たり前のことである。

◆相手の意見は、即、却下と既に決まっている。

◆上記は自分に与えられた当然の権利だと信じて疑わない。

 

彼らの心理は、このような形で構成されているらしく、

にわかには信じがたいですが、多くの経験者の話を聞いていると、あながち間違いではないようです。

疑問なのは、これで上手く事が運ぶのか?という点です。

あなたならばどうでしょう?こんなありえない思想を押し付けられたところで、思い通りに動きますか?

誰にだって意思があるのは当然ですから、自分の意見を述べるくらいは当然するかと思います。

しかし上記であげた例の如く、相手はあなたが自分に従うと信じて疑っていませんし、冗談抜きで、歯向かうわけがないと、モラハラ思考システムではインプットされているのですから呆れてしまいます。

万が一、あなたが彼らの心理を覆す意見を発したならば、その幼稚な思考は怒りという表現に変わっていくことでしょう。

声を荒げる、怒鳴りつける、罵ってくる、否定してくる

このような状態が見られるようになったならば、まさにモラハラ発動の初期パターンであり、モラハラ現場では必ず通る道を通過したことになります。

気が付けば、思い描いていた幸せな結婚生活とは程遠い世界が創り上げられているというオチ。

モラハラ被害を受けている時の心理状態

多くの人は、モラハラ特性から見られる歪んだ心理や表現についての理解はできません。

何が何だかわからないまま、新生活をスタートするしかないのです。

怒鳴られたり、心無い暴言を浴びせられながらも、次第にそれが日常となっていき、知らず知らずにあなたの傷口は深くえぐられていきます。

そのようなゾーンで苦しんでいる間は、『これはおかしい』と明確に理解するのは難しく、このモヤモヤの正体がわからないまま日々は過ぎ去り、気が付けばモラハラの洗脳の中に足を踏み入れているのです。

一刻も早く気づかねばならないのですが、出来ることと言えば、気づきのきっかけを待つことしかないでしょう。

モラハラから抜け出す対処法

一般的には理解が難しいモラハラ特性は、被害にあっている当事者が第三者に相談したところで、イマイチ信じて貰えない事態に遭遇します。

その異常性を理解することは、容易なことではありません。

異常性の正体を少し共有するならば、数々の人格の病が理由として囁かれています。

残念ながら人格障害の治療や向き合いは、専門家の仕事であり、素人にはどうすることもできないと考えるのが無難です。

一般人は、去ることが対処法となるでしょう。

去るとは、いわゆる”別れ”となりますが、相手を嫌いになれない間の別れは困難です。

しかし、つらい想いをしているのに嫌いになれない、情がある、という状態は、洗脳状態であるかもしれません。

多くの人が、何かおかしいと気づいてからも、抜け出すまでには時間がかかってしまうのは、よくある話です。

とはいえ、おかしいと過ぎったということは、気づきのきっかけはクリアできているわけですから、出口は自ずと見えてくるでしょう。

そのあとは、自分の置かれている状況が本当に異常であることへ、もっと真剣に目を向けて欲しいのです。

私たちが解放しているハラスメント自助グループは、似た経験を持つ方達と出会うことができるのですが、そんな人たちの存在を知ることや、更に仲間から共感を得られることによる安心感は、そっと背中を押してくれる要素になります。

そして、あなたの辛い経験も誰かの役に立つのです。

精神の支配から逃れるためのヒントが、当サイトで見つかりますように。

モラハラ解説

ハラスメントに悩んできた者からの伝言

 

 

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