「モラハラかどうかはわからないんだけど…」という声をよく聞きます。
パートナーとの関係性から、自分の置かれている理不尽な状況に気づき始めた初期は、多くの方がこう思うようです。
私たちは、モラルハラスメントについての情報をシェアしてきました。
こちらの声に耳を傾けると、あなたのモヤモヤはすぐに解決するかもしれません。
そしてまず考えて欲しいのは、自分のパートナーはモラハラ加害者かもしれないと気付いたとしたら、あなたはどうされますか?
逃げたいと思いますか?
やはり我慢するべきと思いますか?
なにが幸せかを決めるのは個人の問題ですが、お子さんや周囲の人に悪影響が及んでいるのにも関わらず、環境の変化に踏み出せないのだとしたら、あなたは洗脳状態なのかもしれません。
パートナーにあなたの全てを支配されている。
そんな悲しい人にするために、あなたのご両親や大事な人たちは、あなたの成長を見守ってきたわけではないのですが。
少しだけ情報をここで共有するならば、
強いモラハラ特性を有する人は、人格の病を煩っている可能性があることを知ってください。
自己愛性パーソナリティ障害などをはじめとした病や愛着の問題などが原因だと囁かれています。
これらを知れば知るほど、困った特性であることがわかってくると同時に、多くは治らないと考えるのが自然なのだと誰もが感じることでしょう。
対処法は?と良く聞かれますが、あなたがご自身の幸せな人生をイメージされているならば、残念ながら関わるのをやめておくことではないでしょうか。
世の中には、絶対に関わってはいけない人間がいることを知ってください。
そのような人間と遭遇したならば、”戦わず逃げる”、もしくは”負けて勝つ”、そんな道を選んでほしいです。
彼らと縁を切る瞬間の勝敗など、私達の輝かしい未来には何の関わりもありません。
彼らと同じステージに立ってしまっては、人生終わり…
それくらいの覚悟を持とうと、私達は伝言しています。
大事な補足:人格障害といっても様々な症例があり、苦しい治療に専念されている方もいらっしゃいます。
また、間違わないで欲しいのが、『自分の相手方はモラハラ加害者なのか?そうじゃないのか?』を追求することに没頭しないで欲しいのです。
幸せを掴むためのプロセスに、『モラハラか否か』を断定する作業は、さほど重要ではないと、ここでは考えています。
共存がどうしても難しい相手がいるならば、そのような作業に囚われているよりも、まず他にやるべき事があるからです。
今のツラい状況から抜け出したいとお考えならば尚更、モラハラという言葉は、問題を複雑化させてしまう呪いの言葉になってしまうことを知って下さい。
虐めやモラハラは、受け手側が『苛めを受けた』『モラハラを受けた』と思った時点で成立するものではないでしょうか?
傷ついたと感じた心を『それは勘違い』と指摘する必要もないのですから、加害を加えたとされる方に自覚が無くとも、なんらかのコミュニケーションの不具合が発生したことに違いはありません。
相手が、あなたからの受け手側になった場合も同じです。万が一、相手があなたから『モラハラを受けた』と感じれば、あなたからのモラハラは成立します。注:法的な話題はしていません。
誰しも己が被害者だと信じて疑わない、加害者だと言われても自覚が無い構図は、ごく当たり前のものです。
とにかく、噛み合わない、共存が無理だと感じたのならば距離を置く、離れることを優先すべきではないでしょうか。
当サイトでのモラハラ気質の特徴についての記事は、受け手側視点で構成されていますが、会話が成立しないと感じているのはお互い様です。
パートナーとの情緒的な相互関係が築けないことにより生じる脳や心の崩壊は、身体的、精神的症状として露出していきます。
カサンドラ症候群という症状名があるその状態も、自分だけでなく、お互いがそうなってしまっていると考えることが大切です。
自分だけが被害者という概念に囚われるのではなく、自分はどう抜け出すか?というステップに進んでみましょう。
あなたも相手に加害を加えているだろうという指摘ではありません。
幸せへの近道になるであろう意識の持ち方を考えるという意味です。
カサンドラ改善の近道は、愚痴を吐き出し、共感を得られることで、心が癒され、抜け出そうと思える力が蓄えられます。
私たちは似た苦しみを持つメンバーとの情報交換の場、LINEオープンチャットを解放しています。
無言での参加でも問題ありませんし、わずらわしい時は自由に退室できます。
そしてあなたの苦しい経験の一つ一つも、他の誰かの役に立つことでしょう。
仲間に癒して貰える空間を上手く利用して下さい。
DV(ドメスティックバイオレンス)を受けている方
DVは直接 命に関わりますので、とにかく逃げることをお勧めしています。
当サイトではモラハラの定義、対処法、共存していくことの困難を中心に、愛着の問題との関連性なども考え、紐解いていきます。
私たちの経験から感じられることを綴っておりますので、全ての定義を決めつけているわけではありませんが、「自分の状況と当てはまる」と、共感できるところから何かヒントを見つけて頂ければ幸いです。