モラハラ心理@日常的に私に対して機嫌が悪い

愛するパートナーとのプライベートタイムは、有意義に楽しく過ごせていますか?

目次

パートナーのモラハラ要素を確認

パートナー間で共有する時間は、2人にとって同等なテリトリー。

日常での疲れを癒しあい、互いにリフレッシュする空間であるのが健全な形。

けれども、私は楽しく過ごしたいのに、やたらと不機嫌なパートナー。

二人でいても全然楽しそうではない。

そのような現象が日常的であるならば、モラハラの典型的なパターンかもしれません。

たとえば、次のような経験は身に覚えがありますか?

もともとは穏やかで優しかったのに、深い付き合いになったり、結婚をした途端に、豹変してしまった。

 

冷たくなった、言動が攻撃的になった…などの変化が見られたならば、あなたのパートナーにモラハラ要素はあるのかもしれません。

モラハラ特性はパートナーを母親認定

モラハラ発動について紐解いていくと、次のような特性が見られます。

独占欲が強く、相手を”自分の支配下に置くことができた”との確信と同時に豹変します。

出会った頃、付き合い始めた頃には見抜くことが出来なかったと、ご自分を責めないでください。

外モードの人格、内モードの人格、これらのバランスが悪いのは、彼らの持つ特性である為、見極めは至難の業。

誰だって、幸せになるために結婚を決意するものでしょう。

正体がわかっていたならば、思い留まることが出来たかもしれない。

モラハラ特性の一例ではありますが、”不機嫌になる”、という習性には目的があるようで、恐らくアピールというコミュニケーションの一つです。

彼らは日常の如何なる状況の中でも、承認欲求を満たすことに重きを置いており、常に”自分を見ていて欲しい”、”評価して欲しい”との想いで支配されています。

もちろん誰しも、他者からの好評価は嬉しいものですし、多少の承認欲求は所持しているものなのですが、彼らのソレとは明らかに違うもの。

見極めの着目点は、相互関係が築けているかどうかになります。

あなたはパートナーから評価されていますか?

もし、自分だけが評価されて満たされればそれでいいというパートナーならば、モラハラ特性が強いのでしょう。

彼らが考える、パートナー間での正常なコミュニケーションは、以下のようなものではないでしょうか?

母や父から貰えるような一方通行な愛情を求めている。

ただ自分をヨシヨシしてくれたら良い。

すなわち⇒私のことを親だと捉えてしまっている

腑に落ちないでしょうか?

お母さんに甘えてプンプンと機嫌が悪い反抗期の子供なのです。

機嫌の悪いアレはそういうこと。

たとえ、「そういうところが嫌なの」と面と向かって伝えてみたとしても理解は困難。

彼らのデフォであるそれは、彼らの正義ですから、何がおかしいのかもわからず、というよりも、こちらの方がおかしいと捉えるだけ。

親認定をしたターゲットが思い通りにならないなんてことは許されません。

自分の言いなりになってくれないとなれば⇒次は敵認定。

不具合を起こし怒り狂う。

怒鳴る、罵る、

そんな異質なコミュニケーションが確立していく仕組みです。

 

きっと親や親族も、似たような思想を持っているのでは?心当たりはないでしょうか?

歪んだ人格は、親から子へと連鎖していくものです。

モラハラは治るのか?

パートナー発信の不穏な空気を自分の力で和ませよう。元の私達に戻そうと、モラハラを感じ始めた初期段階であれば、関係修復に挑まれることでしょうが、残念ながら撃沈してゆく結果となるはずです。

建設的なコミュニケーション皆無な相手であるが故に、それが自然の流れでしょう。

あなたが改善して欲しい部分を指摘したとて、己の間違いに気付くスペックも持ち合わせていないのですから。

もし試みたとしての一般的なモラハラパターンをまとめました。

例 改善すべき点を指摘された場合

【普通の人】【モラハラ特性】
↓↓      ↓↓
受け止める 自分の欲する言葉を待つ
↓↓      ↓↓
考える   混乱する(不具合)
↓↓      ↓↓
反省    悪口を言われたと思う
↓↓      ↓↓
謝罪    怒り狂う
↓↓      ↓↓
改善    言うこと聞くまで攻撃

 

改善を求められたならば、執拗に相手を叩きのめす行動に出るのは既に決まっているのです。

「お前の言っていることは理解不能」、「会話が噛み合わない」等と責め立ててくることでしょう。

モラハラ特性は、常に自分が被害者となってゆきます。

トラブルの発端は全て『お前のせい』

 

きっと多くの方に、このモラハラ被害が当てはまることでしょう。

そのパターン化の秘密は、やはり生育環境が大きく関わってくると思います。

これらの人格の歪みは、親から子へと教育という形で連鎖していくことを知って下さい。

幼少期に植え付けられた教育は根深く、モラルハラスメントの改善は困難ですので、治らないものと捉えておくのが丁度いいです。

時折、「モラハラ治りました」という意見を聞くこともありますが、それが真実ならば、その方はモラハラではなかったと考えるのが自然かもしれません。

それでも、「そんなことはない本当にモラハラだった」と異論を唱えられるならば、「カジュアルモラハラですね」と私は答えることにしています。

ここで共有する、人格の歪みから発症するモラハラとは、もしかしたら別ジャンルではないでしょうか。

モラハラから抜け出す対処法

冒頭からの流れが腑に落ちると思われたのならば、モラルハラスメントを経験している真っ最中でしょうか。

繰り返しますが、モラハラは治らないと考えましょう。

将来を見据えると、モラハラパートナーからは距離を置くことが最善かと思われますし、モラハラの洗脳から逃れることが、今すべき事かもしれません。

モラルハラスメントのような精神的暴力を甘く見ていては危険ですし、もしお子様がいらっしゃるならば、心が健康である親の姿を見せなければなりません。

そしてモラハラは連鎖していくことも恐れなければなりません。

あなたに自覚はないかもしれませんが、あなたは頑張りました。

相互関係を築けない相手との共存により、鬱などの脳や心の病になるのは珍しくありませんし、まずは自分を大事にすることを考えていきましょう。

モラハラ特性の人間に母親認定をされたとなれば、会話が成立することは皆無ですし、それどころか傷つけられて終わりなのはご承知の事。

世の中には”絶対に話し合ってはいけない人間”がいるのですが、それらは人格の病などが関ります。

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